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二人が対話する時の椅子の位置について

 日本では、Tea Table といいますか、小さなテーブルを間に置いて二人が語り合う場合の椅子の位置は、対面式が多いです。特にホテルや旅館の、座敷の外の、海などのいい景色に面した縁側のような場所に置いてある、小さなテーブルを挟んでの椅子の配置はそうです。
 下の写真の窓ぎわは、新潟県・瀬波温泉の「ニューハートピア瀬波」というホテルの、ティー・テーブルを挟んでの椅子の置き方です。

20160831-1.png

 同じく瀬波温泉「ホテル浜風館」の配置です。障子の外の写真奥をご覧下さい。

20160831-2.jpg

 上の写真2葉は、それぞれの旅館のウエブサイトから拝借しました。ちなみに瀬波温泉は新潟県の北部、村上市の瀬波海岸にあって、夏は目茶苦茶高いのですが、季節外れの真冬に、暖かい室内から日本海の荒波を見ながらくつろぐのには、とてもいいところです。

 これらが、日本での典型的な椅子とティーテーブルの配置です。
 他方、中華式は、台湾でも中国でもそうですが、テーブルを挟んで、椅子を並べておきます。つまり、二人は、真横を向いて相手の顔を見ずに、或いは首を相手に向けて話すわけです。下は、台中「民俗文物館」の部屋です。

20160831-3.jpg

 私が1985年から87年まで住んだ、南京大学の外国人アパートの部屋も、白いカバーで覆われた豪華なソファーが二脚、小さなテーブルを中にして置いてありました。下は1986年4月の写真ですが、何しろ南京は寒くて、部屋の中でもコートを着ていました。

20160831-4.jpg

 私は、相手の目を見ずに話すことができませんし、真横にいる人の方を向いて話すと、首が疲れますので、しばしばデスクの椅子をソファーの前に持ってきて、正面を向いて客と話していました。今から思うと、中国人の客は、落ち着かない気がしたかもしれません。

 このように、日本式と中華式とでは、ティーテーブルを中にした椅子の置き方が全然違います。でも先日、静宜大学の同窓会が行われた、ホテル・メトロポリタンのロビーの柱際には、下のように、斜めに向けて椅子が置いてありました。

20160831-5.jpg

 このように120度くらいの角度を作って話すと、相手の顔を見て話すと首が疲れるという不便さもなく、真正面から見られるという威圧感もなく、特に気が弱い人は、くつろいで話しができるのかも知れません。
 

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No title

濱屋さんこんばんは。以前に一度お邪魔しましたふぁると申します。コメント失礼いたします。
こちらの記事を拝見しまして、ずっと前に台北の新光三越のフードコートで食事をした際に、長いテーブルにグループがそれぞれ隣り同士に座っていた事を思い出しました。
なので、私と友人も隣り合って座る事になり、そうするとそれぞれ知らない人と向かい合って食べるような感じになり、「何だか不思議」と感じましたが、中華式だと横並びが普通なのですね。なるほど納得しました。
文化の違い、面白いです。

Re: No title

レストランのオシャレな名前についてコメントをくださったふぁる様ですね。
再びのコメントありがとうございました。台湾人は長いテーブルでも友達が隣り合って座る、というフードコートでのご経験、
なるほど、そういうことが多いですね。拝見して気づきましたが、学食でも、私が席を取ると対面した席を取り、台湾人の友人が席を取ると、並んだ席を取ることが多いように思います。
新学期が始まりましたら、注意深く観察し、また報告させていただきます。ありがとうございました。
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