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日本の弥勒菩薩と台湾の弥勒菩薩

 日本の弥勒菩薩は、(これはWikipedeia 「広隆寺弥勒菩薩」の項から拝借したお像ですが)、このように痩身の半跏思惟像です。

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 ところが、台湾の弥勒菩薩像は、大違いです。昨日紹介しました澄清湖では、弥勒菩薩が、カラカラと笑いながら、両手を挙げて、湖を訪れる人々を迎えてくださいますし、

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 この度マスコミ学科の先生方にご馳走になった、「DUO 」という高雄の新しいホテルの前にいらっしゃるのも弥勒菩薩です。

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 弥勒菩薩の特徴は、「太鼓腹」と日本では呼ばれる大きなお腹と、大きな福耳と、屈託のない笑顔です。

 台中の宝覚寺にいらっしゃるのは、高さ30メートルもある弥勒菩薩の大、大、大仏です。

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 弥勒菩薩のお体に触らせていただくと病が癒えるというので、触らせていただきたい人のために、境内にもう一体、弥勒菩薩の分身も安置されています。

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 私が宝覚寺に行ったとき、小さい方の弥勒菩薩に、着ていた服を菩薩の頭からガバッとかぶせて、健康を願っていた人もありました。

 こんな風に、台湾のあちこちで見られる弥勒菩薩ですが、最初に見たときには、「なんでこれが弥勒菩薩なの?無節操に食べたい放題貪り食べて、ブクブク太り、ガハガハ笑っている品のないジジイじゃないの?!」と思いました。けれども、長年台湾にいて見慣れてくると、ガハガハ笑うお顔には、誘い込むような愛嬌があって、対面する人の笑顔を誘います。そしてほんわかとハッピーな気分になれるのです。

 私がよくお願いする印刷屋さんにも、小さな弥勒菩薩が安置されています。

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この弥勒菩薩は袋を背負っていらして、日本の七福神の布袋様と同じです。

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 弥勒菩薩は、釈迦牟尼の何十億年か後に、この世に現れ、次の仏陀になるお方で、そのために天上(兜率天)で修行をしていらっしゃる菩薩だともいわれていますが、「布袋様」は、何十億年か後ではなく、今弥勒菩薩がこの世に下生して、衆生を救おうとするお姿なのだとも言われています。
 なるほど、だから崇高な日本の弥勒菩薩像の前では、身が引き締まる思いがしますし、台湾の弥勒菩薩を見ると、笑み崩れる慈顔に心がくつろいで、思わず笑ってしまったりするのでしょうか。 

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