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「食パン」を他国ではどう呼ぶか

 日本では、トーストして食べるタイプのパンを「食パン」と呼びます。多くの家庭で、(ご飯を炊いて、味噌汁やおかずを作るよりもラクですから)朝食にこのタイプのパンが用いられるようになって、「食パン」の名前が普及したのかと思われます。日本の場合、「パン」はポルトガル語からの外来語です。
 下は、台中三越の「DONQ」というパン屋さんの写真ですが、

20161005-1.jpg

「レーズン食パン」と「葡萄土司」と、日本語と中国語で商品名が書いてあります。台湾の中国語ではこのタイプのパンを「土司(トースー)」と呼びますが、トースト“toast”の最後の母音〔t〕が消えて、「トースー」になりました。トーストをしてもしなくても、「トースー」です。他のパン類は「麺包(ミェンパオ)」と呼びますけれど、「土司」については、一般的に、「土司麺包」とは言わないようです。

 アメリカから来た留学生に、こういうタイプのパンを何と呼ぶのか聞いてみたら、単に“bread”もしくは“sliced bread”と呼ぶ、と答えました。

 ところで、過日フィリピンから出稼ぎに来ている女の子から、買ってきたばかりのフィリピンのスナック菓子をもらったことがありました。その袋には、“Bread Pan”と書いてありました。

20161005-2.jpg

 フィリピンにはスペイン語の“pan”が先に入り、その後アメリカから、スライスしたパンをトーストして食べる“bread”が入ってきたので、アメリカンタイプのパンを“Bread Pan”と呼ぶようになったのではないでしょうか。日本語で「食パン」と呼ぶようになった感覚と煮ています。

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