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やっぱり骨にも、転移していました!

 9月20日に撮っていただいた骨のCTスキャンによって、骨への転移も解りました。9月28日は台風の為、一般外来は休診で、その翌週10月4日に、結果を伺いました。
 CTによる骨への転移の状態は、下の写真のようでした。

20161012-1.jpg

 全くもう、派手な転移ですよね!ブドウ糖を打って、3時間後に撮影するのですが、ブドウ糖が好きな癌細胞は、ブドウ糖のある所に寄って来て、癌細胞が寄ってきた所が黒くなるのです。
 それによると、頭蓋骨に少し、骨髄といいますか、背骨にびっしり、肋骨、骨盤、大腿骨の付け根、膝等に乳癌からの転移が見えます。
 
 去年の6月に、乳房のしこりが癌だと告げられたときも、「ああ、そうでしたか」というくらいの受け止め方でしたし、今年の1月28日に手術を受けて、それから7ヶ月後に、肝臓への深刻な転移があり、「好い時間はあと、半年くらいしか残されていない」とドクターに言われたときにも、「半年あれば、きれいに仕事を完結させることができるわ」と思ったくらいでした。

 けれども、骨への転移を知らせていただいた今回ばかりは、茫然自失となり、落ち込んでしまいました。なぜなら、もし骨への癌の転移から、背骨や大腿骨の付け根の辺りに骨折を起こしたとしたら、歩くことは愚か立ち上がることもできなくなるからです。

20161012-2.jpg

 授業の終了前だったら、どうする?…車倚子で授業ができるかしら?学校への往復や生活百般はどうする?…台湾で介護士さんを頼めるかしら?介護士さんとタクシーの運転手さんとの連携で、何とか乗り切れるかなあ?でも、夜中にお手洗いに行きたくなったり、寝返りを打たせてもらったりするためには、24時間の介護士さんを頼まなければね…。
 引っ越しは、どうする?クロネコの「お任せコース」で、全部持ち帰るしかないかもね。でも、私自身が帰国するのはどうする??車倚子も駄目で、寝たきり状態になったら、ベッドのまま飛行機に乗れるのかしら…??などと、元来は心配性でないはずの私に、様々な心配が雲のように沸き起こってくるのでした。

 主人とは毎日スカイプで話します。スカイプで、「帰国が難しくなってしまったら…、」という心配を話すと、主人は、「じゃあさあ、台湾でホスピスに入れてもらえば~?」などと、のーんびりと答えるのでした。
 「その場合、こっちで焼いてもらって、骨をEMSで送ってもらうワケ?」と私が言うと、主人は、「アハハ、まさかね。僕が引き取りに行くよ」と、笑いました。

 受ける予定の治療は歯槽骨にダメージを与える、という副作用があります。今週中に、歯科の先生に歯の状態を見ていただき、18日から、骨に転移した癌の治療を始める予定でした。“XGEVA”という治療薬を、4週間に一度打っていただくのです。

20161012-3.jpg

 しかし、あれこれと心配と不安に駆られた私は、18日が待てず、診察を一週間早めていただいて、4日にドクターの所に行ってきました。台湾の病院では、インターネットからでも、診察の予約ができるのです。

 「骨に転移した癌が、骨折を起こさないかどうか、心配です」という話をすると、于先生は、穏やかなお声で、「大丈夫ですよ。肝臓(で寝たきりになる、或いは死ぬ)より先に、骨折を起こす可能性は低いと思いますよ。私の見立てでは、あなたの骨の癌が、骨折を起こすようになるのは、1年か2年先ですから」と、おっしゃいました。

20161012-4.jpg

 〈そうか、じゃあまあいいや!〉と、ストンと不安が消え、気持ちがラクになったので、このブログの記事を書いています。そうは言っても、スゴく揺れる台湾の路面バスに乗ったり、歩いていて不用意に転んだりしないよう、気をつけると共に、カルシウムを摂ったり、運動をして筋肉を少しでも鍛えたりしながら、無事仕事と引っ越しを終えて、帰国できるよう、頑張ります。

 診察室を出るとき、私が、「でもドクター、癌って最悪な病気じゃありませんよね」と言うと、于先生は、「そうですねえ、少なくとも、人生の最後に、したいことをやり遂げられる、という意味ではね」、とおっしゃいました。素晴らしいドクターです!


 写真の花は、清らかな香りを遠くまで漂わせる「七里香(チーリーシャン)」です。今月8日に、卒業生に招待されて行った台湾料理店の近くに咲いていた「七里香」ですが、その「清香(チンシャン)」をお届けできないのが残念です。

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Re: はじめまして

非公開希望のT様
ブログをお読み下さり、コメントをお寄せ下さってありがとうございます。ナベルビンの効果があったとのこと、よかったですね。(私は、白血球が落ちすぎて、2度しか治療を受けられませんでした。)

 でも、その後の転移は本当に衝撃が大きく、受け止めることが難しくていらっしゃいましたでしょう。よく立ち直られましたね。
私自身は73歳(12月で74歳)という年齢を味方に付けて平常心を保っているようなところもありますが、いただいたコメントの御文から、T様は、私よりずっとお若い方のように拝察致します。その分、お辛いお気持ちはいかばかりかと存じます。

 ドクターの「最善を期して、最悪に備える」って、本当に素晴らしいお言葉ですね。再度台湾にいらっしゃるのも、目的のお一つとか。実現されることを祈っております。メールフォームを通してメールを下さいますなら、連絡先をお教えすることができます。
今日好い時間を過ごしていられるということを感謝しながら、お互いにできるだけ明るい気持ちで、日々を過ごして参りましょう。
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