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台北 「草山行館」

 陽明山の一角に、蒋介石の別荘、「草山行館」があります。「行館」は、蒋介石の御用邸・別荘のことですが、9月21には澄清湖にある「蒋公行館」を紹介いたしました。http://taiwanyuri.blog.fc2.com/blog-entry-1373.html

 何しろ九州ほどの大きさの台湾に24の「行館」があるとは驚きですが、ここ「草山行館」は、蒋介石が台湾に逃れてきて、最初に居住したところだそうです。9月24日に台北にお住まいの黃さんとご家族にご案内いただきました。
 「草山」は、「陽明山」の別名です。別に「士林官邸」ができてからは、ここは、「行館」になりました。

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 1920年に建てられた当時は、日本の大きな製糖会社だった台湾製糖の招待所だったそうで、随所に日本風の趣が窺われます。この木の門扉も日本的といえば、言えるのではないでしょうか。

 2011年からは一般市民に開放され、芸術作品の展示も行われています。

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 この長い注ぎ口のある急須は、お茶をいれる人が、肩に背負うようにして注いだり、頭を反らせて背面から注いだり、と、様々なアクロバティックお茶のつぎ方を見せてくれる道具です。

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 中庭をめぐる廊下と、格子のガラス戸です。

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 蒋介石がいつも着ていたカッコイイ軍服や、結婚式の時に着たモーニングの式服も展示されていましたけど、光がガラスに反射してうまく撮せませんでした。

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 ところで、蒋介石と宋美齢夫人が睦まじく食事をしている写真も展示されていましたが、お二人のお箸の使いをご覧下さい。

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 日本の軍隊で鍛えられた蒋介石の箸使いは、さすがに端正で綺麗です。しかし、宋美齢夫人の箸使いは、途中でねじれていて、笑福亭鶴瓶みたいです!
 宋美齢は若いときだけでなく、晩年に到るまで、その仕草はとても優雅で美しく、人々を魅了してやまなかったそうです。でも、この箸使いは、私から見れば悲惨です。それを雑誌の写真に撮らせて平気とは、…!
 実は、正直に言いますが、私が台湾に来て、ショックだったことの一つは、高位の僧侶など、修行を積んだはずの人も含めて、多くの人が、写真の蒋介石のようには平行に箸が持てない、ということでした。

 日本で、ある年の私立女子中学の入学試験に、箸が使えるかどうかが試された、と聞きましたが、日本でも、文化として正確な箸使いを保つことは、危なくなってしまっているのかも知れません。
「草山行館」は、明日に続きます。

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